これを知っておけば、初心者でもゴルフコンぺに参加して楽しめます。

ゴルフコンペとは？

コンペとは大人数で成績を競い賞品なども用意されているちょっとした大会みたいのものです。
とは言っても初心者でも気軽に参加できるものもたくさんあります。
ここではコンペの内容や競技方法、賞品などについて紹介します。

一番身近なものでは会社や友達を集めて行うプライベートコンペです。
幹事さんがいてゴルフ場の予約や賞品の準備、懇親会の準備などを行って開催されます。

私も幹事の経験は何度かありますが、想像以上に大変です。
参加するだけなら賞品も出るし楽しいですけどね。
初心者でも全然参加OKですし、コミュニケーションを取れる場として機会があればどんどん参加しましょう。

次に一人でも参加可能なオープンコンペです。
ゴルフ場や企業が主催の誰でも参加可能なコンペです。
コンペによっては豪華な賞品が出るものもあり、全く知らない人と回れるので友達も増えますし、
参加してみると楽しい思います。

初心者でも参加可能なコンペもたくさんありますが、最低限のマナーとルールは守らなければなりません。
そういう緊張感を持ってプレーすることで上達にもつながります。

また、アマチュアの競技会や選手権も多くあり、出場条件が決められていて、シニア限定など年齢制限のあるものもあります。
プロのトーナメントに出場できる予選になるような大会も多く開催されています。

コンペの賞品もたくさんあります。
ゴルフ用品はもちろんですが、豪華なものでは旅行や家電製品、高級食材や女性が参加するコンペでは、
化粧品やエステ券など様々です。
商品券や旅行券など自由に使える物は喜ばれます。

賞の種類もたくさんありますので主なものを紹介します。

・優勝・・・これは説明不要ですね。ルールに基づき一番成績が良かった人に贈られます。

・ベストグロス賞・・・ベスグロとも言われますが1番スコアの良かった人に贈られます。
ストロークプレーだとベスグロの人が優勝なわけですが、ルールによってハンディキャップが決められる場合はルールに従って成績が決められます。

・ブービー賞・・・成績が下から2番目の人に贈られます。狙って取れるものではないので、意外と良い賞品がもらえることがあります。

・ブービーメーカー賞・・・最下位の人に贈られます。練習グッズなどが贈られたりします。（笑）

・ドライビングコンテスト賞・・・いわゆるドラコン賞です。
決められたホールで最も遠くまで飛ばした人に贈られます。
一番盛り上げる賞の一つです。最も飛ばしてもラフの場合は対象外となります。（例外あり）

・ニアレストピン賞・・・通常はニアピン賞といわれます。決められたショートホールの第一打で最もピンに近かった人に贈られます。ピンに近くてもグリーン上でなければ対象外となります。

・ベストドレッサー賞・・・その日最もおしゃれな人に贈られます。主催者の独断によって決定されます。

・レディース賞・・・女性の中で最も成績が良かった人に贈られます。最近は女性ゴルファーも多いので設けられていることが多いです。

・当日賞・・・開催日と同じ順位の人などに贈られます。または、主催者が決めた日。

・大波賞、小波賞・・・前半と後半のスコアの差が大きい人、小さい人に贈られます。

そのほか独自の賞を作って楽しめるコンペもたくさんありますよ。

コンペの競技方法についてもいくつかありますが、一般的に使われているものについて紹介していきます。

競技などで行われる最も単純な競技方法。ストローク数の少ない順に成績が決まります。
プロのトーナメントでも通常はストロークプレイです。

しかし、アマチュアのコンペでは色んなレベルの人が参加するため、
色んな方法でハンデを作ってコンペを面白くします。

これは、プロの試合でもありますが、文字通り1対1の勝負です。
各ホール毎にスコアのいい方が１UPというようにポイントを加算します。
最終的にどちらが多くのホールで勝ったかを競う競技です。

プロのトーナメントでも最終日まで同スコアの場合はプレーオフになりますが、
プレーオフはマッチプレーのルールで行なわれます。

アマチュアのコンペなどでよく使われる方法ですが、不公平の内容にハンディキャップを決める方式の一つです。

OUT,INの両方から3ホールルづつを隠しホール（プレーヤーにはわからない）とし、競技終了後に隠しホールが計算され、それぞれのハンディキャップが決定する。
通常はショート、ミドル、ロングホールを1つづ入れるのが一般的。

算出方法は

｛隠しホールの合計×３－７２（１８ホールのパー、コースによって変わる）｝×０．８＝ハンディキャップ
例えば隠しホール６ホール分の合計が３５であった場合、
（３５×３－７２）×０．８＝２６.4　その人のハンディキャップは２６.4となります。

最近はアマチュアのコンペなどでは最もよく使われる方法で、これも同じく公平にハンディキャップを決めていきます。

その名前の通りぺリア方式の倍のホールが隠しホールとなります。
OUT,INの両方から６ホールルづつを隠しホール（プレーヤーにはわからない）とし、競技終了後に隠しホールが計算され、それぞれのハンディキャップが決定する。
通常はショート、ミドル、ロングホールを2つづつ入れるのが一般的。

算出方法は

｛隠しホールの合計×１．５－７２（１８ホールのパー、コースによって変わる）｝×０．８＝ハンディキャップ
例えば隠しホール１２ホール分の合計が６２であった場合、
（６２×１．５－７２）×０．８＝１６．８　その人のハンディキャップは１６．８となります。

また、OUT,INの両方から９ホールルづつを隠しホールを選び出す方式もあります。
ややこしいようですが自分で計算する必要はなく、ゴルフ場が自動的に計算してくれます。

いずれの方法もスコアが良い人が必ず優勝するとは限らないので、スコアが悪くてもハンディキャップがたまたま多く算出された人が有利となるので、初心者の人でも成績上位に行くこともあり、皆が楽しめるルールとなっています。