2020年AIG女子オープン
延期されていたAIG女子オープンの開催が決まりました。
昨年の渋野日向子選手の歓喜の優勝から1年以上が経過しましたが 、
昨日の事のように思い出します。
今回はディフェンディングチャンピオンとして連覇に挑戦します。
今回は昨年と違いリンクスコースでもあり、風の強いコースでの対応が必要です。
*リンクスコースの特徴(スコットランドではゴルフコースをリンクスという) ・海岸沿いの立地であること。 ・土壌が砂地で形成されていること。 ・小さいバンカーが多数設置されていること。 ・傾斜等が人工的ではなく自然の地形を活かしていること。 など |
このような条件であるため、風の影響を受けやすく、自然との闘いでもあります。
昨年の全英女子は林間コースであったため、渋野日向子選手のコースへの対応が注目です。
また、新型コロナウィルスの影響で、コ・ジンヨンをはじめ韓国の実力者の多くが欠場を決めていることもあり、
他の日本人選手にも大きなチャンスだと思われます。
他の日本人出場選手
上田桃子、畑岡奈採、河本結、稲見萌寧、勝みなみ、野村敏京
2020年AIG全英女子オープン 開催概要
日 程: 2020年8月20日(木)~23日(日)
場 所: ロイヤルトゥルーンゴルフ(スコットランド)
賞 金: 賞金総額 450万ドル 優勝賞金 67.5万ドル
2020年AIG全英女子オープン 初日結果
1位 -4 エイミー・オルソン
2位T -1 ソフィア・ボボフ、マリーナ・アレックス
4位T E アイレナ・シャープ、カトリオーナ・マシュー、エミリー・ペデルセン、リンジー・ウィーバー、アンナ・ノードクイスト
ギャビイー・ロペス、シダパ・スワナプーワ、ヌリア・イトゥリオス、リーアン・ベース、ダニ・ホルムクビスト
33位T +3 畑岡奈採、野村敏京
51位T +4 上田桃子、河本結
71位T +5 勝みなみ、渋野日向子
88位T +6 稲見萠寧
初日を終えて首位に立ったのは、アメリカのエイミー・オルソン。
前週のスコティッシュオープンでも7位の実力のある選手です。
アンダーパーがわずかに3人であることからいかに難易度が高いかがわかります。
日本人選手も苦戦しているようですが、前回チャンピオンの渋野日向子選手はトリプルボギーをたたくなど、
初日は71位Tと出遅れています。
ただ、コースの状況によっては大きくスコアが変動すしますので、日本人選手の頑張りに期待したいです。
2020年AIG全英女子オープン 二日目結果
1位 -1 ダニ・ホルムクレスト
2位T E ソフィア・ボボフ、オースティン・アーンスト
4位T +1 シダパ・スワダプーナ、ミンジー・リー、リディア・コ、リンジー・ウィーバー、エミリー・ペデルセン
9位T +2 ネリー・コルダ、野村敏京
52位T +8 上田桃子
64位T +9 畑岡奈採
予選落ち
105位T +12 渋野日向子
116位T +13 勝みなみ、河本結
123位T +14 稲見萠寧
二日目が終了して首位に立ったのは、スウェーデンのダニ・ホルムクレスト。
アンダーパーがたったの一人だけという事からもいかに過酷な条件かがわかります。
その中で野村敏京選手は首位と三打差の9位Tで二日目を終えました。
ディフェンディングチャンピオンの渋野日向子は残念ながらスコアを伸ばせずに予選落ち。
切り替えの早い選手なので次戦以降は頑張ってくれると思います。
日本人選手の決勝進出は3名。野村敏京、上田桃子、畑岡奈採。
まだ充分優勝のチャンスはあるので、二年連続日本人の優勝に期待したいです。
2020年AIG全英女子オープン 三日目結果
1位 -4 ソフィア・ポポフ
2位T -1 シダパ・スワダプーナ、ミンジー・リー
4位T +1 オースティン・アーンスト、リンジー・ウィーバー、キャロライン・マッソン
7位T +2 リディア・コ、エミリー・ペデルセン、クリスティン・ギルマン
10位T +3 シドニー・クラントン、ジェニファー・ソング、キャサリン・ハルカール
19位T +5 上田桃子
33位T +7 野村敏京
63位T +13 畑岡奈採
三日目を終了して首位に立ったのは、ドイツのソフィア・ポポフ。
日本人選手では上田桃子が大きくスコアを伸ばして、19位Tに浮上しました。
最終日を残すだけになりましたが、上位進出は十分に可能なので頑張ってほしいですね。
2020年AIG全英女子オープン 最終結果
優勝 -7 ソフィア・ポポフ
2位 -5 シダパ・スワダプーナ
3位 -3 ミンジー・リー
4位 -1 朴仁紀
5位 E オースティン・アーンスト
6位 +1 上田桃子
7位T +2 キャロライン・マッソン、ジェニファー・ソング、チョン・インジ、アンドレア・リー
22位T +6 野村敏京
64位T +14 畑岡奈採
今大会を制したのは、ドイツのソフィア・ポポフ選手。
メジャー初優勝で、新しいシンデレラの誕生です。
日本人選手では、上田桃子選手が最終日もスコアを伸ばして6位と貢献しました。
渋野選手は連続して予選落ちで少し心配ですが、アメリカツアーで経験を積んで頑張ってほしいです。
“2020年AIG女子(全英女子)オープン「渋野日向子が連覇を目指す!」” への1件のフィードバック