ゴルフ練習場でのスコアアップにつながる練習法
私はゴルフを始めたころ、ゴルフ練習場にいくと汗だくになりながら何10球もドライバーを打ち続けていました。
今でもたまに練習場でそのように打っている人を良く見かけます。
もちろん自分のスイングの形を体に覚えこませるという意味で同じクラブで続けて練習することはあります。
ただ、飛距離やボールの行方に一喜一憂して打ち続けても上達は見込めません。
先輩から「頭を使って練習しないと何千球打っても上手くならないぞ」と言われてしまいました。
あなたにも同じ失敗をしてほしくないという思いから、私自身が教わってきたことや学んだことを
まとめてみましたので参考にしていただければと思います。
練習前にゴルフスイングの基本を確認する
まずゴルフ練習場に行く前に基本を確認することは重要です。
初めて行く場合は誰かに教えてもらわなければ難しいですが、
何度目かに1人でも行くようになった際には基本の確認してから行く必要があります。
グリップ、アドレス、バックスイング、インパクト、フォローと自分自身でチェックするポイントを決めておきます。
間違った方法で練習してしまうと、うまく打てないだけではなく悪い癖がついたり、体の故障の原因にもなります。
なので本で学ぶ、レッスンを受ける、上級者と一緒に行くなど基本をしっかり確認して練習にのぞみましょう。
練習内容のテーマを決めてゴルフ練習場に行く
その日の練習にテーマを決めて練習することは大切です。全てのクラブをまんべんなく練習するのも大切ですが、
最初のうちは自分のスイングを作り上げることが最優先です。
細かいチェックポイントはたくさんあって、一つ一つ気にしていると、
わずか1、2秒のスイングの中ではきごちないスイングになってしまいます。
どんなスポーツにもリズムは重要ですが、自分のリズムを決め、まずはスムーズなスイングをする練習をすることです。
プロでも毎回全く同じリズムで打つ事は難しく、メトロノームを使って練習するプロも中にはいます。
そして、全力で打つだけはなく、すべてのクラブで同じリズムで打つ練習をしてみてください。
理想は素振りと同じリズムでボールを打てるようになれば一番です。
ミスショットしても気にせずボールがあってもスイングの途中にあくまでもボールがあるというイメージで打つとリズムが崩れにくいので試してみてください。
自分自身のルーティーンを決めることも大切です。目標を決めてアドレスに入るまで、
アドレスに入ってから、それぞれ自分自身の打ちやすいルーティーンを決めてみてください。
プロのトーナメントをよーく見てみてください。
選手はそれぞれ必ず自分自身のルーティーンを持っています。
自分のルーティーンを決めることでコースに行った時も同じリズムを作りやすくなりますので試してみてください。
自分のゴルフスイングをチェックする(してもらう)
これもかなり重要です。自分のスイングは意外とわかりにくいものです。
逆に人のスイングを見ていると悪いところが良くわかります。
私が、始めたころはスマホなどありませんでしたから、人に見てもらうしかありませんでした。
今はスマホで動画も取れますし、スイングチェックの無料アプリなどもありますので利用すると良いと思います。
自分のスイングのチェックポイントは後方からと正面からです。
まずはアドレスが正しくなければいいスイングができませんのでしっかりと正しくアドレスすることを心がけましょう。
球の位置、グリップ、目標の確認、姿勢、球との距離、クラブフェイスの向きなどチェックポイントはいくつかあります。
自分では真っすぐ構えているつもりでも意外と右を向いていたり、背中が思ったより丸まっていたり、結構「つもり」で勘違いしていることに気づくことがあります。
スイングにおいてもバックスイングの位置やインパクトからフォローまでチェックポイントはいくつもあります。
体の開きが早くないか、手打ちになっていないか、頭が動きすぎていないか、体重移動はできているかなど自分自身の目で見て確認することをお勧めします。
レッスンに行けばこれらのチェックはしてもらえますが、
友達と行って動画を撮ってもらえば簡単にできますので確認してみてください。
注意点ですが、プロの真似をするのは悪くないのですが、連続写真であるような一部だけを切り取って真似をしないように注意してください。
筋力量も違いますし、スイングのスピードが全然ちがいますので全く同じスイングはできませんので。
ただし、アドレスは充分参考にしてください。
アドレスは止まっている状態ですから誰でも真似ができるからです。
できれば自分と同じような体系のプロを探してみるのもいいと思います。
もちろんお気に入りのプロでもいいです。
上手な人の真似をすることも上達の近道です。
ゴルフコースを想定し練習する
ある程度自分のスイングができるようになったら、ゴルフコースをイメージして練習する癖をつけることです。
ドライバーでの狙い目を決めてティーショットを行います。
例えば右がOBだとか左は池があってここは左には打ちたくないホールだとか。
目標を決めて、多少ミスしてもOBや池をさけることができれば、大きなミスにならないわけですからコースではOKです。
また、セカンドショットはアイアンで距離を想定するのはもちろんですが
、右のバンカーには入れたくないホールであるとか、左に外すと深いラフがあるとか、
色々と想定してショットをしてみてください。
1球1球いろんな場面を想定することで、大切に打つようになりますし、
コースに出た時もそのような習慣がついているとスムーズにラウンドできます。
目的もなくただ延々と打ち続ける事ほど無駄なことはありませんので、練習場でも1球を大切に練習することでスコアアップは充分に可能ですので試してみてくださいね。