スコア10アップ!自宅でもできる練習法
毎週2,3回ゴルフコースに行ける人はいいですが、実際に仕事をしているとなかなかゴルフコースに
頻繁行くのは大変です。
練習場もなかなか行けないときに自宅でできる練習法をご紹介します。
1日に30分行うだけでも初心者ならスコアアップ間違いなし。
パター練習法
プロとアマチュアの最も違う点はパターでありその差は歴然です。
「パットイズマネー」と言われるくらいスコアメイクをするにあたっては重要です。
逆に考えるとパターが上達するとスコアアップにつながるということです。
平均スコアが90くらいの人が10打縮めるのはかなり難しいですが、
初心者の方が10打縮めるのは意外に簡単です。
初めのうちはもったいないミスが多くパターもそのうちの一つです。
パターを練習するマットはたくさん種類はありますし、基本的にはどんな物でも構わないと思いますが、
大切なのは練習方法を工夫することです。
ただ単にホールに入れるだけではなく、目的を持って練習することが大切です。
・ボールの転がりを意識する。 ・距離感を養う。 ・実際のグリーン上で確認する。 |
・ボールの転がりを意識する
まずは真っすぐに打てるようになることです。
当たり前のことですがこれは意外に難しく、引っかけたり、押し出したりして真っすぐ打てない時がよくあります。
パターにもスイートスポットがあって、先っぽや根元に当たるとうまく転がりません。
中心でしっかりとボールを芯でとらえることが重要です。
練習法としてはラインの入ったボールを使用し、ボールの転がり方をチェックすることです。
真っすぐに転がっている場合は綺麗なラインで転がりますが、少しでも曲がると綺麗なラインが出ません。
常にボールの転がりを意識して練習しましょう。
短い距離から順番に確実に打てるよう繰り返しましょう。
距離感を養う
練習用のマットと実際のグリーンでは全然違いますが、ある程度の距離感をつかむ練習は可能です。
最初にやりがちなのがインパクトの力加減で距離を調節しようとすることです。
距離感を合わせるにはふり幅の大きさで調整することが望ましいです。
なぜなら自分のふり幅を距離に合わせて身に着ければ、常に同じリズムで打てますし、インパクトで力加減の調節は必要ありません。
1メートルのふり幅、2メートルのふり幅、と順番に練習していくことで少しづつ自分の距離感を身に着けることが大切です。
この時の注意点は決してインパクトの強さで調節しないことです。
・実際のグリーン上で確認する。
ある程度習得できれば上りのラインも下りのラインにも応用できます。
例えば2メートルの上りのラインであれば、2メートルのふり幅より少し大きめに、
下りであれば少し小さめにといった具合に調節することができます。
ただし、練習用のマットとグリーンは違いますので、練習場などにあるグリーンで練習することもお勧めします。
ゴルフ場のスタート前にも練習グリーンでしっかり確認しておくとスコアアップにつながります。
スコアアップには最もパターが重要であるということを理解しておいてください。
アプローチの練習法
アプローチの練習も自宅で行うことができます。
パターに続いて重要なのがアプローチです。
プロや上級者のように簡単にパーオンすることは難しく、
アマチュアの場合はグリーン周りからアプローチする機会が大変多くなります。
初心者のうちはグリーン周りで行ったり来たりということが珍しくありません。
最低でも確実に2パットで収まる範囲に寄せたいものです。
練習法としてはアプローチ用のマットを使用して、ウレタン製のやわらかいボールがありますのでそれを使用します。
広い家に住んでいる方なら、庭で実際のボールを使って練習できますが、
マンションなどでは室内でできるこの方法が良いと思います。
もちろんフルショットはできませんのでクラブでボールを確実にとらえる練習をします。
アプローチにもランニングアプローチやピッチエンドラン、ピッチッショット、
ロブショットなどいろんな打ち方がありますが、まずは確実にボールをとらえる事が大切なので、
ランニングアプローチやピッチエンドランなど比較的簡単な方法から始めましょう。
アドレスの向きや、フェイスの向き、スタンスの幅やボールを置く位置などを色々試しながら、
自分に合った物を見つけていくと本番にも役立ちます。
写真のようなフェアウエーとラフ用が分かれたマットも販売されていますので、
どんな状況でも確実にヒットできるように練習しましょう。
シニアの方などで距離は若い人には負けるけど上がってきたらスコアでは完全に勝っていたってことはよくあります。 毎日クラブを握るだけでもスコアアップにつながります!
ベテランの人はアプローチやパターが上手でスコアメイクが上手なので結局いいスコアで回ることができます。
グリーン周りのアプローチが上達すれば5打や10打はあっという間に縮まりますので練習してみてください。
スイングの練習法
スイングの練習も実際のクラブを自宅で使ってするのはなかなか難しいです。
大きな庭があるお宅は大丈夫ですがマンションなどでもできる方法をご紹介します。
これまでパターやアプローチの重要性を説明しましたが、ドライバーやアイアンが全く当たらない状態では
前に進めません。
ミスショットはプロでもありますから毎回ナイスショットとは行かなくても、
ある程度一定の距離を出せるようにならなければなりません。
グリップの確認
ゴルフを始めたころは中々グリップの握り方がしっくりきませんでした。
基本的には自分の握りやすい方法で良いのですが、完全に間違っていてはスイング以前の問題になってしまいますので、写真のようなグリップの基本の形をマスターできる器具もおすすめです。
手をグリップに合わせて握りその感覚を覚えて実際のクラブを握ってみるだけです。
まずはグリップの基本を覚えてからスイングの練習を始めましょう。
スイングの練習
これも室内でスイング練習ができる器具です。
こんな器具と馬鹿にしてはいけません。プロでもキャディーバッグに素振り用のクラブを入れている人は結構います。
通常のクラブよりはかなり短いので充分マンションなどでも練習できます。
とはいえ、お子さんや周りには充分気を付けてくださいね。当たると大変です。
この練習では自分のスイングの軌道を確認します。
スイングの軌道が安定していないと球が安定しません。誰でも素振りのスイングが一番きれいなスイングに見えます。
それはボールを置いていないのでボールを意識することなくスイングできるからです。
ボールを置いた瞬間に肩や腕に力が入ったり、ボールに小手先で当ていったりすることでミスショットにつながります。常に同じ軌道でスイングできるようにこのような器具を使って練習するのもいいでしょう。
もう一つスイングで重要なのはリズムです。これが一番重要だと言ってもいいかもしれません。
どんなクラブも同じリズムで打つ事ができれば、ショットは安定します。
これが実は一番難しいのですが。
自分の好きなリズムを決めて常に同じリズムでスイングできるように練習します。
「1.2.3」でも「1,2」でも「チャー、シュー、メン」でもなんでもいいのです。
自分のリズムを決めることが重要です。
自分のリズムが決まったらどのクラブでも同じリズムで打つようにします。
ボールを置いてもあくまでも自分のスイング軌道にボールがあるだけと考えてスイングしてみましょう。
このスイングの軌道とリズムが安定すれば必ずスコアアップは実現します。 毎日続けてスコアアップを目指しましょう!
パター、アプローチ、スイングとこの三つの練習を毎日10分でも続けて行えば
スコア10アップと言わず驚くほどのスコアでラウンドすることができるかもしれません。
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